2015年5月1日金曜日

時論公論 「オウム真理教 危険なカルトの教訓は」

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http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/215786.html#more


広瀬健一さんの手記をベースに、オウム事件と宗教、社会を結びつけた解説でした。

危険なカルトの現実を荒唐無稽なものと片付けてはならないと思います。常に社会に潜む落とし穴として向き合うことが必要です。しかし裁判は別にして、公的な機関がオウム真理教を徹底的に調査し、その本質に迫ろうとした動きはまったくありませんでした。

昨日まとめた、ネイキッドロフトでの藤田庄市先生のお話でも、
事件を宗教的、社会的なものと有機的に結びつけなければならない、と
ありました。

オウム裁判の最後となる高橋被告の判決が確定すれば、13人の死刑囚の刑の執行が現実味を帯びてきます。被害者のグループが、松本死刑囚以外の12人の刑を執行しないように求めているのも、破壊的カルトの生きた証人として、その恐ろしさを語らせ対策に役立てる必要があると考えたからです。

わたしはさまざまな犯罪を調べてきましたが、オウム事件ほど特異に感じたものはありません。
やはり、元幹部、実行犯たちの死刑判決がとても疑問です。

どうか彼らには、生きて罪を償い、手記や意見を発信してほしいです。


番組内で紹介されている、web上の広瀬さんの手記です。
http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/hirosesyuki.html

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