2015年10月29日木曜日

ひかりの輪の実態ほんと引く

最初からおかしいなーと思っていましたが、やっぱりおかしいひかりの輪。

もう自滅するのでしょうと言われているので、ヤッターと思っています。

おすすめされた、官報(号外第23号2015年1月)を取り寄せて読みました。
公安調査庁による、ひかりの輪とアレフについての観察処分継続についてのレポが読めます。


麻原隠しをしても、バレバレのようです。


外部監査も認められてないし、滝本弁護士も過去のブログで書いていましたが、どうも高齢者の年金を搾取しているようです。あかんやろ。

このことを指摘されたためか、高齢者の年金があてにできなくなり、最近、目に見えて「聖地巡り」が増えました。
参加費を搾取する魂胆だと思われます。

旅行法違反では不起訴になりましたが、ツイッターでのこのやりとりには違和感をいだきました。
ひかりの輪の聖地巡りは、HPなどで紹介している限り、現地集合アリで参加費は一律です。参加費は参加者の交通費や宿代に消えるのかはわかりませんが、様々な場所からの参加者が現地集合したとしても、一律なのはおかしいです。あまったお金はどこへゆくのでしょう。それはひかりの輪の報酬になるのではないでしょうか。
旅行法自体がちょっとグレーゾーンのある法律なようなので、今回立件は難しかったようですが、「報酬を受け取っていない」というのはおかしいと思います。


最近、ツイッターでひどい誹謗中傷を流されていましたが、やり方的にひかりの輪の工作員なのかな〜とも思っています。自分が傷つくので一切見てないのですが、聞くところによるとわたしの友人の振りをしたりもしているようで、驚きました。誰一人として友人じゃないし、LINEもメールも顔も知りません。
「わたしが嘘つきだというなら、その証拠を直接ください」とずっと言っているのですが、提出いただけないので、おかしいなと思っています。

そんなわたしのことはどうでもいいですが、ひかりの輪に苦しめられている、辛い思いをされている方は、ぜひ周りの人や相談機関に相談してください。

わたしはさくらねこさんとずっとお話ししたいです。メール待ってます。

ToshI「洗脳」


みなさますでにご存知かと思いますが、今更ながら読みました。
想像以上に壮絶でした。
ホームオブハートの倉淵透(MASAYA)と守谷香から、12年にも渡り、壮絶な暴力、暴言を浴びせられ、洗脳されていたToshIさんのすべてが綴られています。
優しい顔で近づいて、個人の尊厳をずたずたに切り裂いて、お金を搾取し・・・
MASAYAや守谷が、何食わぬ顔でホームページなどを未だに公開しているのもすごい。検索してゾッとしました。
ToshIさんが「アゴ」と呼ばれまくってるのもひどい。
守谷が入院した病院へ迷惑をかけまくっているのもすごい引きました。
感覚が全然違います。
いるんですね・・・こういう人って・・・サイコパスっていうんですか。
また、守谷に暴行を受けるToshIさんの前で、ブクブクと太ったMASAYAが、食べきれないほどの料理を頬張っているのは、なんとなく麻原を思い出さずにはいられませんでした。

紀藤弁護士のあとがきに、「洗脳事件は交通事故のようなもの」という言葉がありました。
ToshIさんの場合、歌手としての生活がうまくいってなかった矢先にHOHと出会って騙されてしまった。被害者側が弱っていると見られると、搾取対象にされてしまうようです。
他人からお金は借りない、困ったら友人か相談機関へ相談する、どんな時も一人にならないで、抱え込まないことが大切なんじゃないかなと思う今日このごろです。

2015年10月12日月曜日

小野一光「家族喰いー尼崎連続変死事件の真相」


こんな恐ろしいオバちゃんや若い人らが乗り込んできたらどうしたらいいかフローチャート


従う→オバちゃんのだんなとの子供を産まされ子供をオバちゃんにとられる→犯罪に巻き込まれる→逮捕、自供

従う→歯止めが効かなくなる→逮捕→再犯を目論む

従う→洗脳される

逆らう→暴行を受ける→殺される

家族呼び出し→監禁、暴行→殺される

逃げる→養子縁組で身内になっているため、住民票や捜索願で連れ戻される→殺される

懲りずに何度も逃げる→何度でも連れ戻される→殺される

女友達に匿って貰う→連れ戻される→無理やり結婚させられる→殺される

警察に相談する→「民事不介入」と言われ取り合ってもらえない

強面大将に匿ってもらう→追っ手が来る→大将が追っ手を叱る→通報する→来なくなる


改めて、沢山の犠牲者がでたことに驚いた。
虐待され、亡くなられた方はお年寄りが多い…
自分より上のものには従い、下と見たら服従させる。
大人も子供も関係ない。
本当にひどい。


世の中どういう人がいるか分からないから、自分からしたら異常だと思っても、彼らにとっては普通のことということも沢山ある。

大きな声と暴言暴力で、ずかずかと自分たちに危害を加えられそうになったら、とりあえず、お金を一銭も払ってはならない、また暴力を受け入れてはならない。恥ずかしくても、迷惑に思われても、なるべく沢山の周りに相談するということが大事だなと思った。

弱気な態度を見せたら、付け入れられる。

わたしが子供の頃、目の前で父が変な人に絡まれたことがある。
普段は温厚で真面目な父、どうするのか見ていたら、その人の胸ぐらを掴み、叱りとばした。
そうしたら変な人は逃げていった。
皆吉敏二(仮名)さんを匿っていたお店の人も、角田ファミリーが来た時、彼らを叱り、警察に電話したら、来なくなったという。
良い人を取り込もうとする人たちがいる。気をつけなければ。

2015年10月7日水曜日

見沢知廉「囚人狂時代」


獄中の様子がわかるということで読んでみました。
壮絶でした。
人はこれほどまでに、残酷になれるのでしょうか。
なれるのでしょうね。
わたしも今まで、どれほど、残酷になったかわかりません。
しかし、その中にいてみえる優しさを追いたいです。

見沢知廉さんの追った獄中の人たちは、精神疾患を抱えた人が多いです。
わたしからみても、統合失調症、認知症、発達障害などさまざまな病気を感じました。
しかし、彼らはきちんと治療もされていませんし、社会復帰もままなりません。
どうなんでしょうか。

見沢知廉さんが亡くなっていることもはじめて知りました。
生き辛い世の中・・・きっとわたしより、何倍も、それを感じていたのだと思います。

2015年10月5日月曜日

承認欲求

この頃、人に話を聞いてもらえないことがある。

わたしは何もそのように言っていないのに、一方的に「あなたが悪い」「あなたがこう言った、嘘つきだ」などと主張されるのは、そのような事実がなくても、突然のボディブローをくらっているようで辛い。

確かにわたしには、悪いところもある、無意識に嘘になってしまってるところもあると思う。でもそれは、みんな持っていることだ。世界に、悪いことをしない、嘘を一度もついたことない人がいるだろうか。いない。ただ、皆、漠然とそういう人物像を目標としている。

「承認欲求」という言葉を知った。

承認欲求とは、簡単にいうと人から認められたい欲求だという。
人間は、衣食住だけでは生きていけない。コミュニケーションがないと生きていけない。

わたしは長いこと、このコミュニケーションということが理解できていなかった。
俗にいうコミュニケーション障害者。そして今も多分、理解できていない。

承認欲求が自分にあるのかどうか、検討してみた。

承認欲求が強い人の特徴は寂しがりや
人からツイッターで反応をもらったり、LINEがくると無条件で嬉しくなる。
わたしはこの人から、忘れられていないと感じることができる。
ただ、あまり注目されるととても恥ずかしくなる。

目立ちたがりなのもの承認欲求が強い人の特徴
目立ちたくない。声を大にして言いたい。目立ちたくない。路肩の石になりたい。
でも好きなことを夢中でやっていて、気づいたら自分のようなことをしている人がいなかったことがよくある。これはあなたにしか頼めないから、と言われるのがとても苦手だ。他の人に代わってほしい。
ツイッターでも、リプなどを自分からするのがとても苦手だ。無視されたら悲しいし、「やっぱりわたしなど無視されるに足る存在だ」と気づかされる。自分でもこんなこと考えているの、重くてキモいと思う。

ストレス解消でバランスをとっている
このようなわたしが、社会生活やSNSなどのコミュニケーションから、ストレス解消につながることはない。優位に立ちたくない、みんなちがってみんないいと思いたい。あと草とかになりたい。

相手の話を聞かないくせに同意ばかり求める
相手のお話はよく聞くように努力している。しかし自分の理解力がついていかないこともある。一度話された言葉、一度読んだ文章について、すぐ反応しようと努力するが、後になって内容の解釈や自分の表現したかったことが違うと感じることがよくある。

求めてないのに自分語りをはじめる
自分語りなど断じてしたくない。でも聞かれたら、ちゃんと答えようと思う。ついつい話すぎてしまったかもしれないと反省することもある。どこまで話していいかわからなくなることがある。

すぐに相手のせいにする
相手のせいにできない。結局、自分がこの世に生まれ落ちたのが悪いのだという結論に至る。

家族、身内を大切にしすぎる
このようなわたしと仲良くしてくれる人を、他の人にバカにされたら戦いたくはなる。

基本的に仕事は頑張る
頑張っているのかはちょっとわからない。

他人をよく褒める
わたしは他人を感心したことでしか褒めないつもりだけど、その後の文章が気になった。周囲の人のことを、知らずにキャラ付けして自分を守っていたかもしれない。
閉じられた世界で自分がある意味女王様みたいになってゆくのが怖かった。どうしてこの人はこう考えるのだろうとか、どうしてあの人はこうしたのだろうとか、そう考えて、こっちから勝手にキャラ付けして・・・そんな自分がいやで怖かった。基本的に他人との距離が分からないのだ。


結論、わたしは逆承認欲求、認められたくない、消えたいという欲求の方が強い。
なんじゃそれ。
妄想に取り付かれた人間は、その妄想に付き合うより、話題を変える方がいい。
わたしも話題を変えよう。好きなことを考えよう。好きな音楽を聴こう。


渡辺 脩, 和多田 進「麻原裁判の法廷から」

冤罪と信じる人が多かった奥西勝さんが、獄中死された。

名張毒ブドウ酒事件の奥西死刑囚が死亡 再審請求中:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASHB27V75HB2OIPE03G.html

悲しい。

10月2日は、フォーラム90による「響かせ合おう 死刑廃止の声2015」というイベントがあった。
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/1003_5520.html
わたしの大好きな、辛口講評の死刑囚の表現展も開催されていた。
行きたかった。今は体の自由がきかない。「オウム」「死刑囚」と聞いたらすぐイベントへ飛んでってた頃が懐かしい。
死刑制度については、一概に大反対とは言えない。
単に死刑囚と知人だから反対したい、という気持ちもない。
彼らには、常に自分の罪と向き合っていてほしいと思っている。
人が人を裁くことはおこがましいと思う。目には目をという考えも古いと思う。
国際的にも批判があるというが、諸外国と比べて日本の司法はどうなのだろう。
いろいろと考えてしまう。
そんな中、奥西さんが亡くなった。
奥西さんの再審をしないことで、被害者も、加害者も、誰も得をしない。得をしたのは、司法側であり、その行程も結果も間違っているとしか言いようがない。わたしたちの税金は、間違っている人たちの間違っている行程と結果に使われてしまった。

多数決、名誉、権力で正義が決まってしまうのだろうか。
でもわたしはその正義を覆すことができない。無理だ。
情報を知ること、発信すること、考えることなら出来る。
幼稚で世間知らずでも、やらないよりマシなのかもしれない。
いろいろぐるぐる考える。



1998年出版。
麻原裁判において、弁護人をつとめた渡辺脩弁護士と、ジャーナリストの和多田進氏の対談形式の本。

出版年が古いけど、今読むと弁護の現場の臨場感が伝わって来る。
「もうこういう判決と決まったからこうだ」という見方はしたくない。
どのような方針で、麻原氏を弁護しようとしたのかをうかがい知ることができた一冊。


印象が強かった部分
①弟子たちが事件を実行したことと、麻原氏が命令を下したところが有機的に結びつかない。
②坂本弁護士が失踪した同年から岡崎一明氏をマークしていたのに5年放置したなど、警察の怠慢。
③リムジン謀議を井上証言のみで立証するのは難しい
④重要な幹部だった石川公一氏が何も語らず消えた、無罪なのはおかしい

①について。
これこそまさに、宗教的観点から見るべき視点だった。
オウム真理教では、弟子は、グルに全て・・・行動も、転生をも委ねることとされていた。グルが殺人を命令したら実行すべきだ、という説法も何度もされていた。一見、理解できないことを平気で実行するに至る心理、マインドコントロール、時に洗脳・・・という観点からみると、麻原氏の罪は十分に立証される。


②について。
警察は、坂本弁護士事件でも松本サリン事件でも怠慢し、オウム真理教を止めることができなかった。高橋シズエさんは、国松元警察庁長官から坂本事件が早く解決していれば、と責められているが、我々が事件にもうちょっとつっこんでいれば、と思う。その通りだと思う。どうしようもない。警察としては一言も弁解しようがない。(脱カルトシンポジウムでの発言 http://akaneyamada03.blogspot.jp/2015/05/2013622.html)と言われたという。


③について。
さらに、井上氏は一貫して「リムジンの中ではサリンをまくことと決まってない」と主張している。他に謀議をしていたメンバーは故村井氏を除き語らない。難しい。


④について。
石川氏については、あまり資料がないのでわたしも分かりかねている。
重要な幹部だったのかもしれないし、違うのかもしれない。
でも何も話さず主張せず、無罪放免で所在知れずなのはちょっと無責任なのかもしれない。
NHKの未解決事件という番組で、麻原の説法テープを寄贈したのが石川氏だという噂がある。あくまで噂である。NHKがあの番組で活かせたかというと、微妙といったところだけども。


現在の解釈とは少し異なる、弁護人からの視点が興味深かった。



こちらの本の方が、主張がまとまっているかも。



参考リンク:滝本弁護士ブログ「麻原さんの答え-沈黙」
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/1605.html