2016年4月28日木曜日

死刑ってなんだろうとか

死刑廃止国際条約の批准を求める「FORUM90」という団体があるのですが、特に強い意志や高額な支援金なくてもイベントに行ったりしたら、機関誌をもらえるようになります。(多分。自分の経験では。)

わたしも、特に「死刑絶対反対!!!」というわけではないですが、あるイベントに行って住所書いたら送っていただけるようになったので、感謝しながらいつも読ませていただいています。

少し前の話になりますが、2016年3月に鎌田安利さんと吉田純子さんという方二人が死刑執行されました。
FORUM90は抗議声明を出しています。

FORUM90の機関誌を見ると、鎌田さんは2015年にFORUM90が実施したアンケートで「びょうきで字が思うように書けません。それにボケがすすんでむつかしいことが分かりません」とふるえる字で書いていた、ということです。

以前、小川原弁護士のお話にあったのですが(2016年3月13日「地下鉄サリン事件から21年の集い」テーマ:死刑についてーオ ウム事件を考えるー ③)刑法で「受刑能力」がない人は執行してはいけない・・・みたいなのがあるということでした。
さらっと執行されていますが、いいのでしょうか。

鎌田安利さんの事件 
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111113/waf11111310000003-n4.htm

◆連続女性バラバラ殺人事件(警察庁指定122号)◆
 平成6年4月3日、大阪府箕面市の山中で、前月から行方不明だった大阪市中央区の飲食店員=当時(38)=のバラバラ遺体が見つかり、翌日には現場近くの雑木林で前年7月から失跡中の同市西成区のスナック店員=当時(45)=のバラバラ白骨死体が発見された。
 2人の勤務先の捜査から、鎌田安利死刑囚が浮上。7年4月に別の窃盗容疑で逮捕して調べた結果、2人と昭和60年6月に奈良県内でバラバラ遺体で見つかった知的障害者施設の入所女性=当時(19)、さらに62年1月失跡の辻角公美子ちゃん=当時(9)=ら計5人の女性殺害を自供した。
 5人目は捜査当局も把握していなかったが、供述通り神戸市西区内でバラバラ遺体を発見、昭和60年5月に家出していた主婦=当時(46)=と確認された。
 鎌田死刑囚は捜査の途中から「身に覚えがない」と否認に転じたが、平成11年、大阪地裁は死刑判決(身代金要求罪は無罪)を言い渡し、大阪高裁も控訴を棄却。17年、最高裁が上告を棄却し、死刑が確定した。

被害者の方のご冥福をお祈りいたします。
メディアに出ている情報のみでは判断しかねますが、鎌田さんは拘置所内で「びょうき」になったのか、本当に「ぼけ」がきているのか、ふるえる字がどの程度なのかは分かりません。
でも、病気になったような人も容赦なく絞首刑にすると思うと、やっぱり残酷なことだなと思いました。


今日、こんな本を読みました。

「帰還兵はなぜ自殺するのか」デイヴィッド・フィンケル (著), 古屋 美登里 (翻訳)



戦争で従軍したアメリカの兵士が、人を殺したというPTSDに悩まされ、DV、家族関係、人間関係、そして自殺など・・・深刻な状況になっている、ということがよくわかりました。
間違えて襲撃した民家で虐殺をした兵士たち。
遺体をもてあそんだ兵士たち。
そしてオーバードーズや自殺へ至る兵士たち。
さまざまな人間の残虐さを垣間見ました。

ものごとは、悪い人を殺して終わりではありません。
いい人も悪い人も等しく死にますが、「殺す」ことはやはりどのような場合でも良くないんじゃないかと思いました。

日本人でも、イラク派兵された自衛隊員が29人自殺しているという報道があります。
http://news.livedoor.com/article/detail/10489112/

アメリカでは、兵士たちを「ヒーロー」と言っているようですが、民家を襲撃して女性や子供を殺すヒーローはいないと思います。世の中も人の心もうつろうし、絶対的なヒーローなんていないんだなあと思う今日このごろです。


本日は以上です。

2016年4月24日日曜日

極限芸術2〜死刑囚は描く〜 告知


死刑囚の芸術を展示する展覧会が、この4月29日からはじまる。
前回の「極限芸術」は、広島県福山市鞆の浦の、鞆の津ミュージアムというところでやっていて、すごく話題になっていた。

その第二弾、今度は「クシノテラス」で行われる。

わたしは自分の気持ちを言葉にすることが苦手で、「死刑囚のアートはいいよ!」ということをちゃんと言い表すことができない。いいよってもちろん良いよっていうことでも善いってことでもなくて。うーん。

「クシノテラス」の櫛野さんが書いていることを引用する。

 そもそも我が国においては、死刑判決を受けた人たちのその後は、ほとんど語られることがなく、私たちもあえてそれを知ろうとはしていません。しかし、極限の状況においても制限された画材を駆使して描かれる絵画は、ひとが表現するという芸術の根源を私たちに気付かせてくれます。死刑制度の是非を問うのではなく、社会的に「悪」とされる人たちの芸術を通じて、既存の常識や価値観が再考されるきっかけとなることを願います。


本当にこの通りだと思う。

ちなみに、オウム元幹部の死刑囚の中から宮前一明さんと広瀬健一さんの作品が展示されます。宮前さんは「フォーラム90」の「死刑囚の表現展」の常連ですが、広瀬さんはあまり作品を発表したりされない方なので、貴重な機会だと思いました。



全く関係ないですが、最近自分でつぶやいて、いいなあと思った言葉
威嚇・恫喝しながら「自分は間違っていない!」と主張する人は、99.9パーセント間違っている。
そもそも威嚇や恫喝をする時点で人として99%間違っている。
そして威嚇や恫喝で他人が自分に従うと思っていることもかなり間違っている。
と思いました。
ツイッターとかでよく言い合いを見ますが、ワーってすごい量のリプを送っていたり、質問に全く答えずに「おまえ」「バカ野郎」など酷い言葉を使ったりする人は、結果的に鍵をかけたりして消えてしまうことが多いなあと思いました。


体調が悪くて耳鳴りが酷いです。

本日は以上です。

2016年4月19日火曜日

中沢新一氏と坂本弁護士事件


この記事について、いろいろな人が怒っている。
中沢氏がニューアカデミズムや人類学やらの分野で多大な功績があることは、わたしは専門家ではないのでよくわからない。
中沢氏の著作についてはいくつか読んだ。おもしろかった。

しかし、オウム真理教をずっと擁護していることはやはり理解できない。

記事では「オウム真理教を擁護していたこと」を「バッシング」ととらえ、中沢氏自身は「おかげで学者として腰が強くなったけどね」と発言したとある。

記事がシンプルな書き方のため、実際はもっと長く意味のある発言だったのかもしれない。

でも、オウム真理教を擁護していたことは事実であり、それに対して批判されたことはバッシング(根拠のない誹謗中傷)ではなく、批判されるべきことだと思う。

それにしても、オウム真理教、麻原彰晃に対して「嘘をつく人じゃない」「とても高度なことを考えている」「(事件で)もっとたくさん死ねば世の中が変わった」などと発言し、未だに発言や擁護したことを反省していないのはおかしい。

オウム真理教は、「虹の階梯」をはじめ、中沢氏の著作に書いてある宗教や文化、チベット密教などの知識をパクった。

つまり、中沢氏はオウム真理教に利用されて騙されてたのだから、騙されてましたって謝罪して反省すればいいのに。と思う。

社会的に多大な影響があり、たくさんの人が殺され、傷ついているのに、どうしてなんとも思わないんだろう。

宗教とか宇宙からしたらちっぽけなことなんだろうか。

これが彼の言う「学者として腰が強くなった」なら、ありえない方向に腰が強くなっているとしか思えない。

江川紹子さんツイート:朝日新聞のデスクから電話あり。この「バッシング」は単に「激しい批判」という意味、と。でも、これは「過剰な」「根拠のない」「された方は被害者」等の評価が込められた言葉だよね等々の話をして、最終的には、言葉の使い方として適切でない、との認識を社内で共有していただく、と言う事になった。

江川紹子さんが朝日新聞に申し入れした模様。


江川さんは坂本弁護士一家殺害事件と深い関係がある。

1980年代後半、オウム真理教に入信した若者が家に帰ってこないという事案が相次いだ。
入信した本人は出家だのなんだのと言っているが、家族からしたら様子がおかしい、性格が変わった、突然消息を断つなど、何が何だかわからない状況だった。

当時、カルト宗教事件についての世間の認識は甘く、警察も動かない。家族たちが困っていると、ある家族に江川さんが横浜弁護士会の坂本堤弁護士を紹介した。

坂本弁護士は、精力的にオウム真理教の問題について取り組んだ。「被害者の会(現在のオウム真理教家族の会)」を設立することをすすめて、世間に問題定義をしようとした。
週刊誌に教祖の血が100万円が売られていることなど、オウムが詐欺まがいのことを行っていることを告発してもらったり、書店にオウムの本を置かないようにしてもらうなどの活動を家族と行った。

それに対して、オウム真理教は、週刊誌に抗議を行ったり、被害者の会をバッシングしたり、すごく抵抗した。当時のオウム真理教のアニメを見ると、被害者は自分たちだといわんばかりの内容で作られていて、オウム側がいかに信者に自分たちは悪くないと思わせようとしていたかがわかる。

その流れの中、幹部である早川紀代秀(現死刑囚)、上祐史浩(現「ひかりの輪」代表)、弁護士のA氏(最近伏せるのが主流な様なので伏せますがわたしはこの人の責任も問いたい現一般人)が坂本弁護士へ「オウムへの誹謗中傷をやめろ」と申し入れをした。坂本弁護士は、「人を不幸にする宗教などない」と抵抗する。
おそらくその後、幹部は麻原へ坂本弁護士について報告をした。
そこで、麻原によって坂本弁護士を殺害する計画が持ち上がったと思われている。

結果的に坂本弁護士は奥様、お子様とともに、オウム真理教の幹部に殺されてしまった。
享年33歳、今のわたしとさほど変わらない年齢で、なんの落ち度もない、ただ仕事を一生懸命やって日々を生きていただけの一家が殺害されたことは本当に悲しく思う。

中沢氏や吉本隆明氏は、坂本弁護士一家が失踪した後も、オウム真理教側について麻原を擁護していた。

当時、関わった江川さんや家族の会の方達、坂本弁護士の同僚である滝本太郎弁護士たちは、本当に悔しいと思う。



本日は以上です。

2016年4月16日土曜日

実話ナックルズ 2016年5月号


表紙には出ていないのですが、この本にやや日刊カルト新聞の藤倉さんが書いた「ひかりの輪」の記事が、ひかりの輪の悪事がまとまっていて素晴らしいです。コンビニのエロ本コーナーかamazon(↑)でゲットして読むことをおすすめします。

少しでもオウムやひかりの輪についてご存知な方は「やっぱりな」という内容だと思います。

上祐氏の暴力(平手打ち・携帯を折るなど)、暴言、広隆寺の弥勒菩薩像のポスター転売(実に250倍)、公安との金銭のやりとりなどなどが書かれています。

わたしが実際に聞いてきたお話と差異ないので、嘘ということはないと思います。


だいたい、藤倉総裁が嘘を書くはずがありません。

嘘だ〜嘘だ〜と思う方は、藤倉総裁の書いたものや人柄、そして上祐氏の書いたものや人柄を見比べて悩んでみてはいかがでしょうか。

わたしは、いつもいきなり批判をするのは失礼なので、なるべくその人柄をみてからに心がけております。

そして、ひかりの輪はとんでもない団体だと思い至る様になりました。

ツイッターなどでの工作を頑張っている様ですが、そんなことをする暇があったら、真人間とは何かを追求していただきたい・・・




5/14には、千歳烏山で「抗議デモ・学習会」藤倉総裁による、講演会もあります。
十分に知識や情報を得てから意見を言ってほしいし、言うようにしたいな。


おまけ:
2011年のひかりの輪の記事に、先日置いてけぼりをされて藤倉さんとデートした広末さんの記事を発見しました。
http://www.joyu.jp/hikarinowa/books/cat298/0013_1.html

2016年4月13日水曜日

狭山事件



「狭山事件」
名前しか知らなかったので、本を読んでみましたら、あまりの事件の奥深さに驚きました。
「狭山事件」とは、昭和38年5月1日、埼玉県狭山市内で女子高生が誘拐され、殺害された事件です。多数の関係者の不審な死、警察の不手際、そして冤罪を生んでしまった事件であり、発生から50年以上経った今でも、なお語り継がれなければならないと思いました。

狭山事件とは

わたしはいままで、「女子高生コンクリート殺人事件」や「宮崎勤による幼女連続誘拐殺人事件」など、様々な事件の資料を読んできましたが、ひとつ気づいたこととして

暴力は弱いものへ向かう

ということです。
藤井誠二氏「少年の街」では、女子高生を誘拐、監禁し暴行をした上死に至らしめた少年たちは、ほとんどみんな両親・家族との折り合いが悪く、父親が暴力を振るうこともありました。また、暴力といえど、例えば母親からの辛辣な言葉などの暴言も暴力に含まれます。そして、学校へいけば教師からの暴力。
子供は暴力をふるわれても、更正するどころか反発します。親は子へ、子は弱い子へ暴力をふるいつづけます。完全に周囲の環境が暴力と化した中で、地域で弱い立場の女子高生が狙われてしまいました。

狭山事件も、殺害された女子高生は高校生になってまだ20日たらず、成績優秀、スポーツ万能、クラスのまとめ役で、とてもいい子でした。
しかし、父親と母親の間のトラブル、地域での確執が、その女子高生へ向かってしまったように思えてなりません。

事件を調べていると、真相は未だ解明されませんが、やはりこのリンクの898氏が書いていることがしっくりくると思っています。
狭山事件入門: 2ちゃんねるオカルト板での推理・議論

本当に、子供には何の落ち度もありません。出生に関しても関係ないじゃないですか。その子が生まれてきて、すくすく育ってよかったでいいじゃないですか。
しかも、この事件では秘密を知ったとみられる被害者の姉と兄も自殺(変死?)を遂げてしまうという悲劇・・・
そうまでして、田舎の家や一族、自分たちのプライドを守りたかったのでしょうか。
どこかで引き返せなかったのでしょうか。

さらにこの事件では、警察が権威を守るためか何か分かりませんが、でっち上げを行っての冤罪逮捕があり、その冤罪被害者である石川一雄さんは未だに無罪にはなっていません。
さらにさらに、わりといろいろな文献でさらりと流されていますが、自らの犯人かと思われる目撃情報を警察へわざわざ報告しにいった男性が自殺(変死?)しています。理由は、取り調べが過酷すぎたとも書かれていますが、自殺になるくらい過酷な取り調べってどんななの・・・一家の大黒柱である妻も子供のいる男性を突然亡くすなんて、家族だったら耐えられません・・・
そんなにしてまで、その地域で生きなきゃならないんでしょうか・・・


大人がいじめをしているのを見て、子供もいじめをします。
大人が暴力をふるうのを見て、子供も暴力をするのです。
暴力だけが、自分を守る方法だと知ってしまってはあかんです。
そしてその暴力は、いずれ成長した子供から大人へも向かうことがあります。

大人は責任もって行動しないとと思う今日このごろです。

2016年5月1日に伊吹隼人氏などが出るトークイベントも。

現在、狭山事件について口をつぐむ人が多いということですが、すごく田舎特有ですか、何かそういう感じを受けます。人が何人か死んでるので、真相を明らかにするくらいしてあげたらいいじゃないですか。殺された女子高生は、将来の夢もあって、好きな人もいて、その日は誕生日で・・・それなのに、あんな酷い殺され方をして、本当にかわいそうだと思います。

暴力反対。


本日は以上です。

2016年4月12日火曜日

「自分を大切にする」

こんなブログを発見した。

ボダ被害に遭わない、逃げ切るためのブログ

ボダとは境界性人格障害のことで、英語でボーダーラインともいうからその患者のことをボダという。
ちなみに、ブログの文中の「タゲ」とはターゲットのことである。

わたしはこのブログを見て、「自分を大切にする」という難しさを考えた。

道行く人が、助けを求めていたらついつい助けてしまう。
でもそこにつけ込んでくるのが、ボダやサイコなど悪意のある人なのだ。

ボダの人は自覚はないかもしれないけども。

最近はSNSなんかでもこういう話をよく聞くから考えものだ。
SNSは気軽に誰とでも繋がれるから、会ったことのない人や、会うことのない人にはやはり注意しなければならない。

わたしも何回騙されたことか・・・・

まあ過ぎたことは仕方がない。

人を助けていると思ったら、いつのまにか共依存になって自分が辛くなってしまうことがあるということだ。

人格障害は、素人には手に負えないので、速やかに専門機関へ相談したほうがいいということだ。

あの時ああしてあげてたら・・・
あの時わたしが悪かったのかなあ・・・

そんなことは一切思わなくていいのだ。

被害とまでは言えないかもしれないけど、常に自分を大切にするという意識を持って生きなければ。

なので今後、SNSではより冷たい人物と見られるかもしれません。自分を守るために。
というか普通にリア友以外に割いてる時間が勿体無いともいう。


現代、境界性人格障害は10人に1人は傾向があるとも言われている。
その原因は、幼少期の親の愛情不足とも言われている。
核家族化や夫婦の共働きが増え、子育てに割く時間や愛情が昔より少なくなっているとも。
これは聞きかじったことなのであしからず。

でも、なんだかそういうことは実感せずにはいられない。
だから、子供は大切にしたいのだ。
せっかく生まれたのに、メンヘラになったらかわいそうじゃないか。
絶賛アラサーメンヘラ(鬱)の私が「メンヘラつらい」と思っているのでつらいのは間違いない。
自分は裏でたくさん泣いても、子供の前では笑顔でいたいと思う。


本日は以上です。

2016年4月7日木曜日

ロシ輪

「ロシ輪(ロシアのひかりの輪)」ってツイッターで@human0013さんが言っていたのおもしろいなって思っています。

http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/tbs-56711/1.htm
ロシアのオウム信者が拘束されたということで話題になっています。
そのことで、また「ひかりの輪」上祐史浩氏が見本になるような詭弁の記事を書いているなあと思っています。

すぐ消すのでキャプっておきますね。

1枚目


2枚目



3枚目






















2016年2月3日水曜日 上祐さんについて感じる事
この記事に頑張って書いたのですが、上祐氏は目的は不明ですが、未だに「ひかりの輪」を使ってカルト的なことを企てているとしか思えない言動があります。
みなさま騙されてはいけません。
今更騙される人も少ないと思いますけども。
それでは細かく文章をみてゆきましょう。


タイトル「一般報道の間違い」
いきなり一般報道を間違いだ、と堂々と言ってのけてしまいました。
一般報道を間違いだと言ってしまうのは、活動家かカルト宗教くらいだと思います。
タイトルからいきなり反社会的で恐ろしく思います。


 今回、ロシアのオウム真理教に関して報道されている中で、間違った事実がいくつかあります。まず、95年のサリン事件のために、ロシアではオウム真理教の活動が禁止されているというのは、日本人の読者には誤解をよぶと思います。


いつもの詭弁モードっぽい、やたら引き伸ばしたような文章です。まるでアニメのジャンプ漫画の展開です。
「一般報道には間違った事実があり、日本の読者に誤解を呼ぶ恐れがあります。」
導入文としては、これでよくないですか。
さらに、「ロシアのオウム真理教に関して報道されている中」と書いたのに内容のソースがないので、どの報道に対して物申したいのかさっぱりわかりません。いきなり読んでいて迷走しました。


正確には、日本と同じように、ロシアのオウム真理教も、宗教法人オウム真理教が解散指定を受けただけです。

ロシアのオウム真理教は解散指定を受けた

これだけで「危険な団体なんだな」という印象ですが、その一文に
だけ」とつけ、あたかも危険じゃないような印象にしています。
「解散指定を受けた団体」って怖いじゃないですか。それを「だけ」と言ってのけてしまうのも恐ろしいです。受けてるんです、解散指定を。


 つまり、法人格を持たずに、信者が任意団体としてオウム真理教の活動を行うことは禁じられていません。

解散指定を受けているにもかかわらず、任意団体としてオウム真理教の活動(破壊活動も含まれるかもしれない)を行ってもいい

という解釈をしているということでしょうか。
そんなのダメだと思うし、して欲しくありません。


 言い換えれば、宗教法人オウム真理教は解散になったが、破防法は適用されなかった日本のオウム真理教と同じ扱いです。よって、1995年以降も、日本と同じように、ロシアのオウム真理教も事実上、存続していました。

なぜ言い換えたのか不明ですが、突然「なったが」と敬語が消失しているのが気になります。ライターバイトだったらリライトしろって言われる案件です。
ロシアだろうが日本だろうが「史上初化学兵器を使った無差別テロを行った宗教団体」であるオウム真理教が「存続している」というだけで、わたしなんぞはやだなあって思うのですが、さも当然のように正当化していて、「法律破ってないからいいじゃん」といった振る舞い方が気になります。

以前も何かに書きましたが、「法律破ってないから何してもいい」という考え方は、せめて中学生までです。特に、オウム真理教の後継団体と呼ばれている「ひかりの輪」には、法律以上に道義的なものを求めたいと思っています。


 実際に、報道機関さえ、既に忘れてしまったかもしれませんが、私自身が、2003年に、まだアレフ(当時は既にオウム真理教からアレフに改名していた)に在籍していた際には、当局の許可を受けて、ロシアに入国しました。そこで講話会なども行ない、それが日本でも報道されています。なお、私が、アレフをやめたのは、2007年です。

報道機関は、十年以上前のことなんて、十年を経て環境や心情は変わるものゆえ、ニュースに特に関係ないから書いていないだけで、忘れているんじゃないと思います。
十年以上前に、上祐氏がロシアに入国したからなんだというのでしょうか。今までの流れから、「ロシアでも事件後に変わらずアレフ幹部としてオウム真理教を教えを広めている」としか思えません。

その後のロシア人のテロを止めたという話も、このような背景・考え方において本当なのか疑問に思えます。

さらに、2007年までのアレフでの動きなど今回には関係ないことです。
本筋から話を逸らして本題をわからなくする」という詭弁スキルを如何なく発揮していますね。


 さて、その後ですが、今回の報道によれば、2011年前後に、ロシアで、アレフの団体が新たにつくられたかのような報道もあります。しかし、新たにつくられたということはなく、前から続いていたものが、活発化してきたに過ぎないと思います。これは、時期から見ても、基本的には、日本のアレフの動きの活発化と連動していると思われます。

やっとまともな情報が出てきました。これは信用できそうです。が、この流れだと
ひかりの輪に流れた自分たちは関係ない、アレフの人たちがロシアに加担している
と、アレフにすべてなすりつけているような印象があります。

ひかりの輪とアレフは両方ともオウム真理教の後継団体と言われており社会的に危険

と、世間様に思われている・また思われていて仕方がないことがわからないのでしょうか。

さて、その後のロシ輪についていろいろと経緯っぽいものが書かれていますが、ほとんどすべてが「かもしれません」であり、断定的な情報ではないのでスルーしてもよさそうです。はてはケロヨンの話まで及び、「本筋から話を逸らして本題をわからなくする パート2」といった感じです。

その後のモンテネグロでの出来事も、ソースは「マスコミの知り合い」というなんともふわっとしたもので、その後のアレフがどうのこうのという情報は信用に値しません。


 さて、今後については、仮に、今回の件が、一時的な強制捜査や拘束にとどまらずに、刑事事件として、立件された場合は、それが持つ意味は、相当に大きいと思います。

またふわっとした用語「仮に」であり、「思います」で結ばれているあたり、内容がシビアな割に上祐氏の想像上の出来事であることが分かります。スルーしよう。
次の段落も「かもしれない」です、スルー。


 一部のネットメディアが、「ロシアオウム真理教壊滅」と報道していますが、そこまではいかなくても、大きな影響があるかもしれません。そして、今後の日本のアレフの変化とも、連動する面があるのではないかと思います。

「一部のネットメディア」のソースがないので、どのネットメディアがそういう報道をしているのか不明瞭です。そして、結局「アレフに注意しよう」ってことで終わってしまいました。


ひかりの輪にも注意しよう!!



さて、もう一点だけ、最初に戻りまして、導入文となった
「一般報道には間違った事実があり、日本の読者に誤解を呼ぶ恐れがあります。」
という内容ですが、結局何が間違ってて誤解を呼ぶ恐れがあるのかわかりませんでした。

もうちょっと起承転結とかを整理して書いてほしい!!

というわけで、今回のロシアのオウム真理教のニュースで、上祐氏が詭弁を使っていることからして、ロシアも日本もオウム真理教の後継団体とみなされている団体は危険であり、世界的にもテロをやるんじゃないかと疑われて拘束されても仕方がない。

というわたしなりの結論を得ました。
一般の人でも、ひかりの輪やアレフに「在家として通ってるだけだもーん」と言いながら、通って、突然、公安当局に職務質問されたり尾行されたり拘束されたりしても、文句は言えないんじゃないかと思います。


そして、何度も言及しておりますが、わたしはひかりの輪をただ批判したいのではありません。今やっていることは人の道に反することがあるため、改善して、オウム真理教の元信者ひとりひとりが自立した幸せな生活を送ってほしいと、切に願うばかりです。

そのためのご相談などもお受けします。
支援者とつなぐこともできる限りいたします。
akaneyamada0322@gmail.com


長くなりましたが、本日は以上です。

2016年4月1日金曜日

「袴田巌 夢の間の世の中」と死刑についてとか

少し前の話になるけど、袴田巌さんのドキュメンタリー映画を観てきた。
「袴田巌 夢の間の世の中」
http://www.hakamada-movie.com/

2014年に東京拘置所から釈放された袴田巌さんと、その姉秀子さんのおよそ一年の軌跡をたどったドキュメンタリー映画だ。

映画では、あえて冤罪である事件の内容や主張を省き、巌さんと秀子さんの日常を追った内容で、スクリーンの外から、お二人の日常に寄り添えるような優しい映画だった。

拘禁症状が抜けなくて、宇宙と交信する巌さん
獄中でシビアなポエムを綴り続ける巌さん
ボクサー時代の知人と再会する巌さん
いつもおうちを綺麗に保つ秀子さん
だんだん、食事の前の儀式がなくなっていった巌さん
「獄友」と念願叶って再会する巌さん
将棋をする巌さん
正月のマスコミ取材に「今日はまだ12月28日だから帰れ」ってなんか勘違いしてる巌さん
負けん気を見せて、長い長い支援が実った秀子さん
プロボクサー協会から試合観戦に招かれて、ガッツポーズを見せる巌さん

全てのシーンがいとおしい映画だった。
二人にはおだやかに過ごしてほしい。

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160310-00010004-bjournal-soci


「地下鉄サリン事件から21年の集い」テーマ:死刑についてーオウム事件を考えるー」このシンポジウムを聞きに行って、改めて死刑をめぐっていろいろな問題が横たわっていることがわかった。


わたしは、暴力で人が矯正することは無いと思うので、死刑はあんまり賛成していない。

しかし、それ以前に、日本の死刑制度、死刑確定者の処遇については謎が多い。

・再審をするにも弁護人を頼みづらい制度になっている
・死刑囚が健康を害しても医者になかなか診てもらえない
・突然、外部交流者が打ち切られる
・外部交流者以外の面会、通信、例えば友達、専門家との交流は基本的に不許可
・死刑囚が健康を損なっても、家族や外部交流者には知らされない


人ですか、これ、人がすることですか。

すごい冷たくないですか。

わたしは、死刑囚の謎の処遇こそ、彼らのハンディだと思っている。
ハンディを取り去って、囚人も刑務官も、そして社会も、人らしいこころを以って共生する道を模索すべきだと思う。

オウム事件の実行犯たちが、事件を反省した上でせっかくまだ生きてるんだから、研究に協力して、生きている限り贖罪のこころを持ち続けてほしい。

パーテーションを立てられて、人前に出さず、もういないみたいな存在にしてはいけない。

被害者支援と、死刑囚の問題は、うまく言えないけど別問題のように思う。

社会が、被害者に、精神的、経済的に手厚い支援をすべきなのは当たり前だ。

それと同時に、社会が今生きている人の健康をむざむざ害すこともありえないと思う。

うまく言えないけどこんな感じのことを思う昨今です。


本日は以上です。