死刑囚交流誌「ユニテ通信 希望」でたびたび話題にあがっていますが、わたしも「墨塗り」に何度か遭遇したことがありますので、それについて記したいと思います。
ちなみに、当然ながら、わたしはどの死刑囚と知人であるとか、誰と会ったとか誰の資料を持っているとか、交流者を知っているとか、プライバシーなども含めてそういうことは一切公開するつもりはありません。
なので、フェイクも入れて書きますのでご了承ください。
疑問質問などは直接メールなどいただけたら。(akaneyamada@gmail.com)
死刑囚の猪熊氏は不当な郵便物の不許可や手紙の墨塗りに対して、強く抗議し、訴訟をしています。(詳細は上記リンク「国賠訴訟」関連で。)あまり有名な話ではないかもしれませんが、家族や友人との、何でもないやりとりが「他の死刑囚の名前が入っている」などの法律に規定もされていない謎理由で読めなくさせられるのは、おかしいのではないでしょうか。というお話です。
ちなみに、当然ながら、わたしはどの死刑囚と知人であるとか、誰と会ったとか誰の資料を持っているとか、交流者を知っているとか、プライバシーなども含めてそういうことは一切公開するつもりはありません。
なので、フェイクも入れて書きますのでご了承ください。
疑問質問などは直接メールなどいただけたら。(akaneyamada@gmail.com)
死刑囚の猪熊氏は不当な郵便物の不許可や手紙の墨塗りに対して、強く抗議し、訴訟をしています。(詳細は上記リンク「国賠訴訟」関連で。)あまり有名な話ではないかもしれませんが、家族や友人との、何でもないやりとりが「他の死刑囚の名前が入っている」などの法律に規定もされていない謎理由で読めなくさせられるのは、おかしいのではないでしょうか。というお話です。
確定死刑囚は家族と決められた交流者しか面会と直接の手紙のやりとりができません。
家族や交流者以外の人物が家族か交流者を通してメッセージを送ったとしても、「伝言」とされ不許可となります。
例えば「父です。元気ですか。幼なじみのAさんもおまえ(死刑囚)のことを心配してたぞ。」
と実父が書いたら「幼なじみのAさんもおまえ(死刑囚)のことを心配してたぞ。」の部分だけ伝言とみなされ抹消されるという原理です。
わたしはそれを聞いて、
「せっかく事件を体験した生き証人がいるのに、話を聞けないなんて勿体ない!」
「せっかく事件を体験した生き証人がいるのに、話を聞けないなんて勿体ない!」
と心底思いました。
マスコミの取材すら受けられないのです。
(テレビに登場する確定死刑囚からの手紙は、すべて家族や交流者を通してのものです。)
滝本弁護士も講演などで「死刑囚との交流が難しい」とこぼされていたのは、こういうシステム故と思います。
わたしも直接の手紙のやりとりはしたことはありません。
ただ時々、交流者の方のご厚意で、わたしの書いた誰宛でもない文章を送付していただくことはありました。(パンフレット・資料のような扱いで)
その中で、最近遭遇した墨塗りは以下のようなものでした。
まず墨塗りや不許可となる大前提で、「規律秩序を害するおそれ」となるということでした。
「おそれ」の中には、法律で
①刑務事故をあおる
②施設内の秩序をおびやかす
③風俗上問題のある描写
④犯罪の手段
以上いずれかと規定されています。
その中で墨塗りされた文章のおおまかな内容は以下です。
・裁判の傍聴に行ったこと
・友達のこと
・事件についてのニュース番組でのコメンテーターのコメント
・わたしの感じた事件についての所感
どこも刑務事故にならないし、秩序もおびやかさない、エロトークでもないし、犯罪の手段も書いてません。
あくまで感じたことを感じたまま、事実を事実のままに書きました。
墨塗り事例は他にも、またわたし以外でもたくさんあります。
このように、正直、謎なところで墨塗りされてしまいますというお話でした。
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