わたしは、オウム本を選ぶ時まず出版された年月を見ます。
古い本だからといって読むに値しないというわけではありません。
ただ、その時の事件や裁判経過の背景を知っておかないと、流れがわからないというか、なんとなく落ち着かないので・・
ちなみに、
オウム真理教年譜 に元幹部である12名の死刑囚の方達の確定年月日を追加しておきました。
佐木氏の本は元幹部たちの人間性を物語のように紡いでゆくのが魅力です。
この本は、オウム信者16被告それぞれの裁判をなぞって書かれています。
しかし、2002年に出版されたこともあり、オウム裁判はまだ終わっておらず、情報が不確かな部分もあります。
広瀬健一さんが、事件後のショックのあまり声が出なくなり、それでも出廷し続けたのが印象的でした。
ボリュームがあるけどとても読みやすいです。
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