2015年10月5日月曜日

承認欲求

この頃、人に話を聞いてもらえないことがある。

わたしは何もそのように言っていないのに、一方的に「あなたが悪い」「あなたがこう言った、嘘つきだ」などと主張されるのは、そのような事実がなくても、突然のボディブローをくらっているようで辛い。

確かにわたしには、悪いところもある、無意識に嘘になってしまってるところもあると思う。でもそれは、みんな持っていることだ。世界に、悪いことをしない、嘘を一度もついたことない人がいるだろうか。いない。ただ、皆、漠然とそういう人物像を目標としている。

「承認欲求」という言葉を知った。

承認欲求とは、簡単にいうと人から認められたい欲求だという。
人間は、衣食住だけでは生きていけない。コミュニケーションがないと生きていけない。

わたしは長いこと、このコミュニケーションということが理解できていなかった。
俗にいうコミュニケーション障害者。そして今も多分、理解できていない。

承認欲求が自分にあるのかどうか、検討してみた。

承認欲求が強い人の特徴は寂しがりや
人からツイッターで反応をもらったり、LINEがくると無条件で嬉しくなる。
わたしはこの人から、忘れられていないと感じることができる。
ただ、あまり注目されるととても恥ずかしくなる。

目立ちたがりなのもの承認欲求が強い人の特徴
目立ちたくない。声を大にして言いたい。目立ちたくない。路肩の石になりたい。
でも好きなことを夢中でやっていて、気づいたら自分のようなことをしている人がいなかったことがよくある。これはあなたにしか頼めないから、と言われるのがとても苦手だ。他の人に代わってほしい。
ツイッターでも、リプなどを自分からするのがとても苦手だ。無視されたら悲しいし、「やっぱりわたしなど無視されるに足る存在だ」と気づかされる。自分でもこんなこと考えているの、重くてキモいと思う。

ストレス解消でバランスをとっている
このようなわたしが、社会生活やSNSなどのコミュニケーションから、ストレス解消につながることはない。優位に立ちたくない、みんなちがってみんないいと思いたい。あと草とかになりたい。

相手の話を聞かないくせに同意ばかり求める
相手のお話はよく聞くように努力している。しかし自分の理解力がついていかないこともある。一度話された言葉、一度読んだ文章について、すぐ反応しようと努力するが、後になって内容の解釈や自分の表現したかったことが違うと感じることがよくある。

求めてないのに自分語りをはじめる
自分語りなど断じてしたくない。でも聞かれたら、ちゃんと答えようと思う。ついつい話すぎてしまったかもしれないと反省することもある。どこまで話していいかわからなくなることがある。

すぐに相手のせいにする
相手のせいにできない。結局、自分がこの世に生まれ落ちたのが悪いのだという結論に至る。

家族、身内を大切にしすぎる
このようなわたしと仲良くしてくれる人を、他の人にバカにされたら戦いたくはなる。

基本的に仕事は頑張る
頑張っているのかはちょっとわからない。

他人をよく褒める
わたしは他人を感心したことでしか褒めないつもりだけど、その後の文章が気になった。周囲の人のことを、知らずにキャラ付けして自分を守っていたかもしれない。
閉じられた世界で自分がある意味女王様みたいになってゆくのが怖かった。どうしてこの人はこう考えるのだろうとか、どうしてあの人はこうしたのだろうとか、そう考えて、こっちから勝手にキャラ付けして・・・そんな自分がいやで怖かった。基本的に他人との距離が分からないのだ。


結論、わたしは逆承認欲求、認められたくない、消えたいという欲求の方が強い。
なんじゃそれ。
妄想に取り付かれた人間は、その妄想に付き合うより、話題を変える方がいい。
わたしも話題を変えよう。好きなことを考えよう。好きな音楽を聴こう。


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