死刑囚の芸術を展示する展覧会が、この4月29日からはじまる。
前回の「極限芸術」は、広島県福山市鞆の浦の、鞆の津ミュージアムというところでやっていて、すごく話題になっていた。
その第二弾、今度は「クシノテラス」で行われる。
わたしは自分の気持ちを言葉にすることが苦手で、「死刑囚のアートはいいよ!」ということをちゃんと言い表すことができない。いいよってもちろん良いよっていうことでも善いってことでもなくて。うーん。
「クシノテラス」の櫛野さんが書いていることを引用する。
そもそも我が国においては、死刑判決を受けた人たちのその後は、ほとんど語られることがなく、私たちもあえてそれを知ろうとはしていません。しかし、極限の状況においても制限された画材を駆使して描かれる絵画は、ひとが表現するという芸術の根源を私たちに気付かせてくれます。死刑制度の是非を問うのではなく、社会的に「悪」とされる人たちの芸術を通じて、既存の常識や価値観が再考されるきっかけとなることを願います。
本当にこの通りだと思う。
ちなみに、オウム元幹部の死刑囚の中から宮前一明さんと広瀬健一さんの作品が展示されます。宮前さんは「フォーラム90」の「死刑囚の表現展」の常連ですが、広瀬さんはあまり作品を発表したりされない方なので、貴重な機会だと思いました。
全く関係ないですが、最近自分でつぶやいて、いいなあと思った言葉
威嚇・恫喝しながら「自分は間違っていない!」と主張する人は、99.9パーセント間違っている。
そもそも威嚇や恫喝をする時点で人として99%間違っている。
そして威嚇や恫喝で他人が自分に従うと思っていることもかなり間違っている。
と思いました。
ツイッターとかでよく言い合いを見ますが、ワーってすごい量のリプを送っていたり、質問に全く答えずに「おまえ」「バカ野郎」など酷い言葉を使ったりする人は、結果的に鍵をかけたりして消えてしまうことが多いなあと思いました。
体調が悪くて耳鳴りが酷いです。
本日は以上です。
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