2018年3月14日水曜日

死刑囚の移送

高橋克也さんの裁判が終わり、安倍政権がちょっと危うい感じのこのタイミングでやっぱりきてしまった。移送。

移送7人は新実智光、林泰男、早川紀代秀、井上嘉浩、岡崎一明、横山真人、中川智正の各死刑囚
オウム真理教による一連の事件で、東京拘置所に収容されていた死刑囚13人について、法務省は14日、麻原彰晃=本名・松本智津夫=死刑囚(63)を除く7人の他の拘置所への移送を始めた。一連の事件の刑事裁判は今年1月に終結しており、法務省は執行の時期を慎重に検討しているとみられる。
 移送されたのは、中川智正(55)▽新実智光(54)▽林(現姓・小池)泰男(60)▽早川紀代秀(68)▽井上嘉浩(48)▽岡崎(現姓・宮前)一明(57)▽横山真人(54)-の7死刑囚。
 死刑を執行するのは、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7拘置所。このうち、仙台に1人、名古屋に2人、大阪に2人、広島に1人、福岡に1人移送されたとみられる。(以下略)

私は死刑囚を支援する上で、自分が無理しないように、後悔しないようにと思いながらやってきた。実際、メールでやりとりができる人には結構メールをしていたけど、手紙のみのやりとりの人にはどうしても億劫になってなかなか書けなかった。直筆になるとなぜあんなに手が止まってしまうのだろう。文字を書くのにタイピングの50倍くらい手が痛くなるのもきつい。自分の汚い字を見るのも精神的にきつい。あと切手を用意したり、ポストを探したりすることもめんどうくさい。
なので、その人には最終的には好きそうかなと思われる写真や本やマンガを送ったりしていた。そしたら向こうからも本が送り返されてくる。私の好きな作曲家の本だったりする。それくらいのゆるい関係が良い。

人はいずれ死ぬが、他人を理不尽に殺してしまった挙句、死ぬために生かされている死刑囚という存在は一体どういうものなのかということが知りたくて支援をしていた。それがもう今、明日にでも永遠にやりとりできる機会がなくなるかもしれないということになってしまった。いずれ来るとは思っていたけど、やはり少し寂しい気持ちがする。

私がオウム真理教事件を調べ始めてからいろいろとあったけど、今思うと本当になんにもできないなと思う。
ことオウムの元幹部死刑囚に関しては、高橋シズエさんや永岡さんご夫妻がおっしゃるように、弟子は執行しないで、事件を語り継ぐなど再発防止に尽力してほしいと私も思っていた。
サリンをまかないと、人を殺さないと、自分が殺される、これは神の意志なんだというふうに閉鎖された組織の中で騙されて殺人事件をおこしてしまったのだから、弟子の死刑判決はやはり気の毒だ。しかも横山さんに関しては殺人もしていない。
シャバに残されたオウム真理教の後継団体や麻原の子供達への、なんらかのアドバイスや支援も期待できたかもしれない。

私なりに、被害者の会や家族の会のシンポジウムなどに参加したり、署名をしたり、細々とブログを書いたり、死刑囚の人に服や本送ったりしてきたが、結局、弟子だった人たちの執行は止めることができそうにない。

私が色々と教えてもらうばかりだった。

こうして知って、考えたことと、膨大な資料、宮前さんのでっかい絵の数々・・・どうしたらいいのかわからない。

0 件のコメント:

コメントを投稿