2016年4月13日水曜日

狭山事件



「狭山事件」
名前しか知らなかったので、本を読んでみましたら、あまりの事件の奥深さに驚きました。
「狭山事件」とは、昭和38年5月1日、埼玉県狭山市内で女子高生が誘拐され、殺害された事件です。多数の関係者の不審な死、警察の不手際、そして冤罪を生んでしまった事件であり、発生から50年以上経った今でも、なお語り継がれなければならないと思いました。

狭山事件とは

わたしはいままで、「女子高生コンクリート殺人事件」や「宮崎勤による幼女連続誘拐殺人事件」など、様々な事件の資料を読んできましたが、ひとつ気づいたこととして

暴力は弱いものへ向かう

ということです。
藤井誠二氏「少年の街」では、女子高生を誘拐、監禁し暴行をした上死に至らしめた少年たちは、ほとんどみんな両親・家族との折り合いが悪く、父親が暴力を振るうこともありました。また、暴力といえど、例えば母親からの辛辣な言葉などの暴言も暴力に含まれます。そして、学校へいけば教師からの暴力。
子供は暴力をふるわれても、更正するどころか反発します。親は子へ、子は弱い子へ暴力をふるいつづけます。完全に周囲の環境が暴力と化した中で、地域で弱い立場の女子高生が狙われてしまいました。

狭山事件も、殺害された女子高生は高校生になってまだ20日たらず、成績優秀、スポーツ万能、クラスのまとめ役で、とてもいい子でした。
しかし、父親と母親の間のトラブル、地域での確執が、その女子高生へ向かってしまったように思えてなりません。

事件を調べていると、真相は未だ解明されませんが、やはりこのリンクの898氏が書いていることがしっくりくると思っています。
狭山事件入門: 2ちゃんねるオカルト板での推理・議論

本当に、子供には何の落ち度もありません。出生に関しても関係ないじゃないですか。その子が生まれてきて、すくすく育ってよかったでいいじゃないですか。
しかも、この事件では秘密を知ったとみられる被害者の姉と兄も自殺(変死?)を遂げてしまうという悲劇・・・
そうまでして、田舎の家や一族、自分たちのプライドを守りたかったのでしょうか。
どこかで引き返せなかったのでしょうか。

さらにこの事件では、警察が権威を守るためか何か分かりませんが、でっち上げを行っての冤罪逮捕があり、その冤罪被害者である石川一雄さんは未だに無罪にはなっていません。
さらにさらに、わりといろいろな文献でさらりと流されていますが、自らの犯人かと思われる目撃情報を警察へわざわざ報告しにいった男性が自殺(変死?)しています。理由は、取り調べが過酷すぎたとも書かれていますが、自殺になるくらい過酷な取り調べってどんななの・・・一家の大黒柱である妻も子供のいる男性を突然亡くすなんて、家族だったら耐えられません・・・
そんなにしてまで、その地域で生きなきゃならないんでしょうか・・・


大人がいじめをしているのを見て、子供もいじめをします。
大人が暴力をふるうのを見て、子供も暴力をするのです。
暴力だけが、自分を守る方法だと知ってしまってはあかんです。
そしてその暴力は、いずれ成長した子供から大人へも向かうことがあります。

大人は責任もって行動しないとと思う今日このごろです。

2016年5月1日に伊吹隼人氏などが出るトークイベントも。

現在、狭山事件について口をつぐむ人が多いということですが、すごく田舎特有ですか、何かそういう感じを受けます。人が何人か死んでるので、真相を明らかにするくらいしてあげたらいいじゃないですか。殺された女子高生は、将来の夢もあって、好きな人もいて、その日は誕生日で・・・それなのに、あんな酷い殺され方をして、本当にかわいそうだと思います。

暴力反対。


本日は以上です。

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