2016年4月1日金曜日

「袴田巌 夢の間の世の中」と死刑についてとか

少し前の話になるけど、袴田巌さんのドキュメンタリー映画を観てきた。
「袴田巌 夢の間の世の中」
http://www.hakamada-movie.com/

2014年に東京拘置所から釈放された袴田巌さんと、その姉秀子さんのおよそ一年の軌跡をたどったドキュメンタリー映画だ。

映画では、あえて冤罪である事件の内容や主張を省き、巌さんと秀子さんの日常を追った内容で、スクリーンの外から、お二人の日常に寄り添えるような優しい映画だった。

拘禁症状が抜けなくて、宇宙と交信する巌さん
獄中でシビアなポエムを綴り続ける巌さん
ボクサー時代の知人と再会する巌さん
いつもおうちを綺麗に保つ秀子さん
だんだん、食事の前の儀式がなくなっていった巌さん
「獄友」と念願叶って再会する巌さん
将棋をする巌さん
正月のマスコミ取材に「今日はまだ12月28日だから帰れ」ってなんか勘違いしてる巌さん
負けん気を見せて、長い長い支援が実った秀子さん
プロボクサー協会から試合観戦に招かれて、ガッツポーズを見せる巌さん

全てのシーンがいとおしい映画だった。
二人にはおだやかに過ごしてほしい。

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160310-00010004-bjournal-soci


「地下鉄サリン事件から21年の集い」テーマ:死刑についてーオウム事件を考えるー」このシンポジウムを聞きに行って、改めて死刑をめぐっていろいろな問題が横たわっていることがわかった。


わたしは、暴力で人が矯正することは無いと思うので、死刑はあんまり賛成していない。

しかし、それ以前に、日本の死刑制度、死刑確定者の処遇については謎が多い。

・再審をするにも弁護人を頼みづらい制度になっている
・死刑囚が健康を害しても医者になかなか診てもらえない
・突然、外部交流者が打ち切られる
・外部交流者以外の面会、通信、例えば友達、専門家との交流は基本的に不許可
・死刑囚が健康を損なっても、家族や外部交流者には知らされない


人ですか、これ、人がすることですか。

すごい冷たくないですか。

わたしは、死刑囚の謎の処遇こそ、彼らのハンディだと思っている。
ハンディを取り去って、囚人も刑務官も、そして社会も、人らしいこころを以って共生する道を模索すべきだと思う。

オウム事件の実行犯たちが、事件を反省した上でせっかくまだ生きてるんだから、研究に協力して、生きている限り贖罪のこころを持ち続けてほしい。

パーテーションを立てられて、人前に出さず、もういないみたいな存在にしてはいけない。

被害者支援と、死刑囚の問題は、うまく言えないけど別問題のように思う。

社会が、被害者に、精神的、経済的に手厚い支援をすべきなのは当たり前だ。

それと同時に、社会が今生きている人の健康をむざむざ害すこともありえないと思う。

うまく言えないけどこんな感じのことを思う昨今です。


本日は以上です。

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