2015年6月26日金曜日

雨宮処凛「生き地獄天国」と東村アキコ「かくかくしかじか」



雨宮処凛「生き地獄天国」

雨宮さんの自伝。
雨宮さんは、生きづらい世の中を必死で生きていて、
なにかの団体に所属しては、自分探しを繰り返す。
オウムの事件に共感して、ハルマゲドン的な何かを期待したというくだりで、
そういう考えもあるのかと思った。
平和な世の中じゃダメなのかな。
たくさんいい人に出会ったのに、この人のやりたいことは、幸せに暮らす人に対して「お前らはダメだ、死ねー!!」とがなることなのかな、そんなん迷惑じゃん。
どうしてこんなにトンガってるんだろう。
と、思った。
元オウム信者の猪瀬正人さん他数人が、雨宮さんと仲良くなって右翼に参加したところは、興味深い。
読んでて途中でしんどくなって断念。
気づいたら、東村アキコの自伝マンガを読んでいました。






東村アキコ「かくかくしかじか」

なぜ雨宮さんの本にうんざりした後に、これを手に取ったかナゾですが、
すごくよかったです。
わたしは東村アキコさんの、別作品でのハイテンションなギャグはあまり好きではない。
この物語の中での東村さんは、見方によってはとてもヒドい人。
でも、それを丁寧に描き切ることで、「先生」への愛情をとても感じることができる。
人生を紡ぐことが、間違いだらけで、後悔だらけで、正解なんてないけど、
絵やマンガを描くことへの真摯さ、人との大切な交流への感謝を感じました。
泣きました。



以上です。

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